通常技魔術

彼女の血の特性上、流体操作に長ける。その他は刻紋魔術や心霊医術などが高適性。

キャラクタープロフィール

Blue Roseでは珍しく良識のある人物。
基本的に世話焼きでこそあるものの、他人に甘い訳ではなくむしろ諦めを許さない厳しい面が目立つ。
芯が強く、意外に豪胆さも持ち合わせる。
危険を顧みない告天子や、精神的に不安定なリチェルカを非常に気にかけており、事務所内の立場は低いながらも彼らの保護者のような役目も兼ねることがある。

上質な混血である澪はネクティリアに気に入られており、一日一度、血を彼女に提供している。
しかし吸血鬼の唾液には高い中毒性と幸福成分が含まれているため、被吸血時に多少悶えてしまう。
澪はこれを恥ずかしがっているが、満更でもない模様。

情報収集が得意で、BlueRoseの仕事ではでは主に調査を担っている。
第六感や流体操作の魔術などに優れているが、これは『水源の魔女』由来の、“流れ”を鋭敏に察知する特性から。
情報収集を得意としているのもこれの応用によるもの。

彼女の故郷である“隠れ葦の水郷”およびそこに集落を築き住まう人々は、みな魔女の血を引いておりその力の一部を受け継ぎ守る役目を持つ。
その中でも葦路一族は非常に濃い魔女の血を残しており、“継承者”の輩出を期待されている。

魔女としての素質は魔術師に通じる部分があるため、澪の魔術素養は一般的な魔術師よりも高い。
しかも一部は自身を超えうる潜在能力を秘めているとリチェルカに評されるほど。
前述の流体操作の他、刻紋魔術と心霊医術に高い適性を示す。

魔女の力を用いなかった場合の魔術戦戦闘能力は著しく低い。ただし魔女の力を不足なく発揮できた場合、並の現代魔術師程度ならば容易く無力化できる。
順調に成長していけば奇跡の領域には踏み入る可能性さえも有する。